スマート カード
スマートカード(Smart card)とは、CPU、メモリなどの半導体を組み込んだプラスティックカードのことです。
スマートカードには、キャッシュカードなどに使われる接触式と電子マネーや定期券、入退出管理などに使われる非接触式の2種類があります。接触式の場合は、カードリーダーへカードを差し込んでICチップとリーダーが接触し処理を行います。非接触式は、カードをリーダーに近づけると相互に通信をして処理を行います。
スマートカードは、磁気ストライプカードに較べ本人確認のための暗証番号などの情報をカード内に暗号化して保持できるため安全性やセキュリティ面で優れています。近年、金融機関ではカードの不正利用を防ぐため磁気ストライプのキャッシュカードをスマートカードへ切り替える動きが活発となっています。
なお、スマートカードは欧米の言い方ですが、日本ではICカードと呼ばれることが多いようです。
スマートカードとは、クレジットカードと同じ大きさを持つプラスチック製のカードであり、 ICチップを内蔵していることから国内ではICカードと呼ばれることもあります。 スマートカードのICチップには、CPUやOS、EEPROM(書き換え可能なメモリ)などが含まれており、 外部のシステムから送られてきた命令を実行できると共に、その命令結果を保存するようなこともできます。 このような点に注目して、現在では公共や金融など幅広い面でスマートカードは利用されており、 社員証のような身分証明書もスマートカードとして発行される傾向があります。 こうした事例から分るように、スマートカードの使い方を覚えることは、 単なるアプリケーション開発の規模に留まりません。 高度なソリューションを構築する場合において、 携帯性や利便性に優れるスマートカードは大いに活躍できます。
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